私の宝物だもん(^-^)

koz

2007年09月29日 22:17

先日…

ちょっとウツになってしまう出来事がありました

学校から頂いたお手紙をきっかけに

思い出したくない出来事が

次から次へと頭へ浮かんできてしまいます





中学への入学を前に

話し合いの場が持たれたとある場所

容赦なく突き付けられる現実の厚い壁

あまりに大きな誤解と、それに基づく先入観 



言われる内容に

おおよその検討はついていたけれど

突き刺さる言葉の数々




私の横に座り、一緒に話しを聞いている娘

年相応の知能は備わってないけれど

彼らが私たち母娘に投げ掛けている

その言葉の意味は、娘にも十分に理解できている



自分のことで、母が心を傷めていることも察知しているようで

しきりに、私の顔を覗き込み

こっそりと、背中をなでてくれる



自分が原因と察知しているから

目の前にいる大人達に

いつも以上の笑顔をふりまいて

なんとか場を和ませようとしている




痛い程に伝わってくる娘の精一杯の優しさと心遣い






でも…

お偉いさんたちには

そんな娘の笑顔が、別のもの見えるらしい




『 知能が足りないから、状況が分からず

  この場で、ちゃんと真面目な顔ができないのだ』と





傷ついてる心を笑顔で隠し

母をかばおうとする娘の心は

彼らに伝わることはなく

『 どうせ何も分からないから

  この子の前で何を話しても問題ない』

そんな風に感じたようだった








彼らには彼らの立場があって

それに基づいて、話しをしなければならない

それは理解できるけど…




どんな内容であれ

言葉を選び

相手の心を思いやり

敬意を持ちながら

用件を伝え、話し合いを進めていく…


そんな配慮を、少しでも感じることができれば

怒りで声が震えることもなかったのに。。。






きっと

彼らの意識の中では

娘も、その母である私も

人と変わらない心を持つ人間として

認められなかったのだろう




そうでなければ

平然とした顔で

あんな言葉の数々を、口には出せないもの






必死になって心の平静を保ち

言葉を選びつつ

返事をかえしていくだけで精一杯

その精一杯の返事さえも

ほとんど


無視されるか、否定されかばかりだったけど…




人として認めらていないように感じ

ただただ悔しく、切なかった






娘と初対面の彼らに

娘の何が分かるというのか






普通に生まれてさえいれば

なんなく普通に経験できる日常



そんな、ごくありふれた毎日を手に入れるために

越えなければならない壁が

娘の前には、たくさん立ちはだかっている





今日は、娘の15歳の誕生日



まだまだ続く、娘の人生



10年後も

20年後も

50年後も

100年後も。。。

ずっとずっと、笑顔を見ていたいから

もっと強くならなくっちゃね

逞しくならなくっちゃ!!



小さなきっけで

過去に引きづらてしまうようじゃダメダメ







娘がおばあちゃんになり

笑顔のままで息を引き取るその日まで

娘以上に元気でいなくっちゃ♪








娘と一緒に過ごしつつ

母として

これまで以上に

強い強い…屈強な決心を固めた

特別な誕生日になりました