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手作り雑貨のお店・咲蔵彩(さくらいろ)
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2008年07月16日

師匠は何処へ・・・

長~い 長~い日記になってしまいました

興味のない方・・・スルーしてくださいね<(*_ _*)> 

マジで・・・本気で・・・かなり長いです^^;




午前中
同級生から、2件の電話あり♪

1件は、今後の展開について
熱い話しをきかせてもらい、いい~刺激をもらいました^^

もう1件は、1年ぶりぐらいに聞く懐かしい声
顔を見たのは、数年前かな?



唐突ですが

実は、私隠れダイバーなのですv(。・ω・。)ィェィ♪


10ん年前に

アメリカ海軍でも教えていたという偏屈オヤジ師匠の下に

電話をかけてきた、高校・短大の頃の同級生と2人で弟子入りし・・・



一日目は坊津でいきなりダイビング ∑(゚∇゚|||)


プール実習なんてものはなく

お洒落に、ボートからのダイブ♪・・・なんてこともなく

いきなり、岩場からのダイビング


ウェットスーツってね

すんげぇ着るのが大変なのよ


今話題の、スピード社の水着も

きっと、あんな感じなんじゃないかな~・・・


伸びないし・・・

滑らないし・・・


中に水を入れて

摩擦を減らしながら?少しずつ上に上げていくんだけど・・・

これが、一苦労(||▽|||)


波が打ち寄せる岩場の海に腰までつかり

波にさらわれないように

必死になって岩にしがみつきながら

ひたすら無言で着衣


水着のままなら、波にさらわれることないけれど

スーツには無数の気泡が入ってて

かなりの浮力があるから

油断してると、すぐに波に負けてしまいます( ▽|||)



スーツを着、ブーツを履くだけで

体力のほとんどを使い果たし、ヘロヘロになった私らに

偏屈オヤジ師匠が、容赦なく

「 陸へ上がって来い! 」 ・・・と、指令を下します



ロボットになったかのように

自由な動きを奪われたスーツ姿で

岩を乗り越え、這うように師匠のもとへ・・・



休む間もなく

BC(救命胴衣みたいに見えるやつ)にタンクを装着し

それを 「 背負って、海まで歩け!!」と・・・Σ( ̄▽ ̄;|||


タンクってね・・・

想像を超える重さなんだよね



装着したいいけれど・・・立てない ||||||||||( ̄Д ̄i)|||||||||| 無理・・・

立ち上がるためのコツみたいなのがあるんだけど

ダイビング初体験中の

ヘロヘロ初心者には、んなこと分かるわけがない


容赦なく照りつける、真夏の太陽に体力を奪われつつ

タンクと格闘すること数分・・・



ほとんど瀕死の状態で

なんとか、かろうじて立ち上がったけど

海に入るには、岩場を乗り越えなくっちゃなんない


しかも、腰には5キロのウェイト(オモリ)が・・・

そして、手にはフィン(足ひれ)を持って・・・



ほんと、命がけで岩場を乗り越え海まで到着したら

フィンの装着 ( ̄_ ̄ i)



あんなに重かったタンクだけど

中身は・・・ぎっしり詰まったエアー


ますます、波にさらわれそうになりつつ

ロボットのような体で、必死です



陸上で履くのは簡単なのに

波うち際でのフィンの装着は、至難の業でした・・・



経験豊富な偏屈オヤジ師匠は

いとも簡単に、チャッチャッとやってしまうんですけどね~^^;



なんとかかんとか、全ての装着を終え

そのままイキナリ大海原へ・・・( ̄▽ ̄ノ)ノ



BCに空気を入れ

浮力を保ちつつ

ポイントまでの数十メートルバタ足のみで進みます



ふふふ・・・(。-∀-)ニヒッ


ここまでは、情けない醜態をさらしてばっかの

初心者マークだったけど・・・



むふふふ・・Ψ( ̄∀ ̄)Ψ

バタ足は、任せなさい!!

( ̄ー ̄)ニヤリッ(_ー_)逆ニヤリ(    )クルッ!( ̄ー ̄)ニヤリッ



運動神経、限りなく「0」に近い私だけど

中学時代は、バリバリのスイマーだったのだ ( ̄ー ̄)v


県大会でも、センターコースを泳いでいた

輝かしい過去を持つ、この私

エッラそうな師匠を置いてく勢いで、スイスイと♪



相方の同級生も、元スイマー

センターコースの隣のコースを泳いでいたヤツなのです♪




そんな有頂天気味の私ら2人に

なんの目印もない、大海原のど真ん中で

偏屈オヤジ師匠が言い放ちます



「 潜るぞ!」



ぇぇぇ~~~~~~Σ( ̄口 ̄〃)




目指すは、5m下にある岩場・・・

師匠に置いていかれないように

急いでBCの空気を抜き、一気に急降下



中途半端に泳げるもんだから

そのスピードに耳抜きが間に合わない 。・゚゚・(>_<)・゚゚・。

(水圧で耳が潰れないよう、みみに空気を送り込む作業)


マメに耳抜きをしないと、とんでもない痛みに襲われるんです

激痛と闘いながら、ゆっくりと下へ・・・下へ・・・


12~3mほど世界まで堪能しがら

海中での様々なテクを教えてもらい

初日は終了



陸に上がってからも、命がけだったけど・・・そこは省略





2日目・・・桜島へ


知ってます? 

ありえないっすよ・・・あそこって


家族連れが、バケツ片手に磯モノを獲っている そのすぐ先

いきなり足場がなくなり

海底が見えないほどの崖が

どこまでも・・・どこまでも続いていました・・・



怖ぇ~~~~!! ・・・なんて、ビビッてる私らに

鬼師匠は告げます

「 一気に、20m潜るぞ

 岩から離れないこと!!

 帰り(上がる)に時間がかかるから

 降りるときは、遅れないように着いてくること!!」



そうです・・・潜水病


ある程度の深さ(水圧)からの帰還には

計算された時間を守りながら

ゆっくりとゆっくりと浮上しなければならないのです



だから、降下は急ぎめで行くぞ!! ・・・と




あの・・・私ら、ダイビング2日目の初心者なんですが・・・

そんな心の悲鳴など通じるわけもなく

「 君たちなら、潜れるから 」・・・と

嬉しいような、嬉しくないような褒め言葉に騙され

いざ・・・海底へ・・・




桜島の海底・・・

前日のような、きれいな熱帯魚との遭遇などなく

そこは、ゴミがふわふわと漂う

うっそうとした、不気味な世界でございました



20mを越えると

光も弱まり、ますます怪しげな世界


死さえも感じる、そんな時間でした





3日目 ・・・休憩も兼ねて、一日テキストの勉強



4日目 ・・・再び、坊津へε=(┌ ̄_)┘


相変わらず、ウェットスーツの着用は大変だし

タンクは重たいけど

桜島の不気味な静けさを体験したあとの坊津は

パラダイス (人´ェ`*).☆.。.:*・



初日から、一日2本潜ったんだけど

それって、実は かなりハードな訓練だったらしい


初日から、10m越えして

2日目には、30m近いところまで潜る・・・なんてことも

通常、ありえないことらしい・・・



そんな授業に耐え抜いたご褒美に

4日目は、坊津の海をたっぷり堪能♪


もちろん、途中途中でいろんな勉強が入り

何度も何度もやり直しをさせられたけど

しんどさよりも、楽しさの方が大きかった♪♪♪



師匠が言うには

「 俺が教えることは、海で死なない方法 」



たった4日間の授業だったけど

得るものは、大きかったな~



ため息が出るほどの偏屈オヤジで

ヤツにあわせるのも大変だったけど

どうやら、私ら2人 かなり気にいってもらえたようで

自慢の優秀な生徒として

あちこちで話しをしていたらしい^^;



おかげで

いただいたライセンスは、「更新不要」なランクのもの


ガイドや、インストラクターなしでも

単独で潜ってもOK グッΣd(≧▽≦)ゞ

そんな、折り紙付きのランクのものらしい・・・



師匠は、OKサインを出してくれたけど・・・

いまだに、単独で潜る勇気なんてないけどね^^;



長く潜ってないから

機材のセッティング方法すら覚えてない気がするし( ̄_ ̄ i





そうそう・・・その同級生からの用件は

久々の潜りのお誘い♪

そして・・・師匠の安否・・・



長く連絡をとってなかったんだけど

いつの間にか

師匠のダイビングショップがなくなってしまってるんだよね



あのときで、60近い年齢だったんじゃないかな~


もしかしたら・・・

いやいや・・・故郷の静岡に帰っているのかも

案外、また世界中をフラフラ渡り歩いているのかも



消息不明になってしまった師匠・・・

いつものように屁理屈言って、毒をはきながら

どこかで元気に暮らしてるといいなぁ・・・



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なまライブ最高♪\(≧∇≦)/
感謝♡
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Posted by koz at 23:52│Comments(3)わたし
この記事へのコメント
私のように泳げない人からすると
夢のようなお話で想像しながらわくわくしていました~^^
師匠・・・見つかるといいですね~☆
Posted by みけろうみけろう at 2008年07月17日 00:26
優雅な雰囲気で泳いでる映像ばかりを
目にしているので、そんな苦労する物だとは
しりませんでした。
泳ぎが得意でない私からしたら、かなり怖いな~ いきなり海底にいくだなんて!

慣れたら、最高の景色なんですよね~
kozuさんのスーツ姿想像したら、かっちょいいですね~
Posted by このたけ at 2008年07月17日 00:55
★ みけろうさんへ

・・・読んでしまったんですね^^; 最後まで

師匠は、どこへ消えてしまったのやら
ダイビングを再開する前に、師匠にもう1度師匠と潜ってカンを取り戻したかったんですけどねぇ・・・


★ このたけさんへ

わおわおΣ( ̄口 ̄〃) このたけさんも読んでしまったんですねぇ^^;

私が弟子入りしてしまった師匠のとこが、特別にスパルタ?なんだと思います^^;
ライセンスをとりにきたはずなのに、2日目からボイコットする人が多かったですから^^;

海はいいですよ~^^
動かずにジーっとしてたら、きれいなお魚さんが近寄ってきて、ゴーグルをツンツンってしてくれることも♪

このたけさんも、ダイバー仲間になりませんか~?
Posted by kozu at 2008年07月18日 03:00
 
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師匠は何処へ・・・
    コメント(3)